Yuki’s blog

自身の成果物や好きなことを発信していきたいと思います。情報系のジャンルが多いです。

基本情報処理技術者試験 合格への道

     

こんにちは。
先月2月に実施された基本情報処理技術者試験(CBT方式)に合格しましたので、自分がどのように合格したのかと自分なりのコツを教えます。基本情報技術者試験(FE)は午前問題、午後問題の2つとも60%以上の正解率で合格となります。

午前問題の対策

午前問題ですが、以下の参考書を1冊だけ買って勉強しました。
かなり厚い参考書です。読み込んだというよりはどういう知識が必要なのか?ということをざっくり知るために1週だけしました。

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和03年

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 その後は、インターネット上に基本情報処理技術者試験(FE)の過去問道場という無料で使えるサイトがあるので、このサイトでひたすら過去問を解きます。過去問を解いていく上でよくわからない部分などは再度参考書を見て勉強していくという形をとっていました。無料の割には年度毎に問題を解いたり、分野毎に解いたり、間違えた問題をチェックできたり、かなり優秀なサイトでお世話になりました。このサイトがあれば過去問の本なんて買う必要ありません。

勉強するときのコツ

 勉強する時のコツなんですが、分野毎に勉強すると頭に入りやすいです。というのもFEは過去問を流用するケースがあり、分野毎に問題を解くと同じような問題であったり、似たような問題、関連した問題が出てくるので覚えやすいです。ストラテジ系、マネジメント系はほぼ知識なので、この2分野は直前の2日間で全年度分解いたら本番で100%近い正解率を出せました。テクノロジー系は計算問題があったりと解答にコツがあるので地道に過去問解いて勉強していくしかないと思います。

午後問題

午後問題は一切参考書を使っていません。午前問題同様に過去問道場のみで勉強しました。午後問題は解答必須で配点が高い、情報セキュリティ、データ構造及びアルゴリズム、ソフトウェア開発の3つを先に勉強しました。

ソフトウェア開発以外は、午前問題の知識の応用といった感じです。筆者はソフトウェア開発はJavaを選択しました。ちなみにJavaはおススメしません。多分ソフトウェア開発の中で一番、コードが長く難しいです。理系やプログラミング経験者でなんの言語選ぼうと悩んでいる人は「アセンブリ言語」がオススメです。覚えることが少ないので意外と点取れます。文系やプログラミング未経験の人は「表計算」がオススメらしいです。ちなみに筆者は表計算の問題を見たことがないのでよくわかりません。笑
選択問題の勉強は後回しで大丈夫です。そこまで配点が高くないのと、本番で出る分野と出ない分野があるためです。筆者は勉強していた分野が本番で選択問題として出てこなくて撃沈した覚えがあるので、そこの時間を割くなら必須問題の勉強をした方が良いです。

情報セキュリティ

長々と長文が書いてありますが、意外と一般常識な部分もあり得点しやすいです。過去問を一通りやれば安定して点数を出すことができると思います。

データ構造及びアルゴリズム

昔より配点が25点と上がったため、無視できない大問になりました。得点を取るのがかなり難しい部分だと思います。まずは何時間かかってもいいのできちんとプログラムをトレースできるようにしましょう。トレースというのは、プログラムを実際に値を代入し、変数に今何が入っているのかと追えることを言います。わからない部分があっても解答を見ながらこのコードがどう動いてるか必ずトレースしてください。最初は時間がかかりすぎて嫌になりそうですが、続ければ続けるほど早く読めるようになります。←マジです。

ソフトウェア開発(Java)

Javaに関してはオブジェクト指向の考え方を知らないと無理です。
インターフェースなどかなり幅広い知識が必要なので、もし選択するならJavaのプログラミング本を買って勉強した方が良いです。
おすすめはしません。

CBT方式について

CBT方式は紙ではなく、コンピューター上で解答する方法です。これが慣れないと難しいので、普段から問題はパソコン上に表示させて、白紙のノートなどでメモや計算、プログラムのトレースをする癖をつけておいた方が良いです。本番ではシャーペン、消しゴム、A4サイズ無地の白紙が渡されます。必要になれば、紙はいくらでも追加できます。